まちのデータ研究室 令和3年度
主催:情報通信交流館(e-とぴあ・かがわ)、国立大学法人香川大学、スマートシティたかまつ推進協議会 共催:かがわ情報化推進協議会
協力:日本電気株式会社、e かみしばいコンテスト実行委員会 後援:高松市、四国情報通信懇談会、情報処理学会四国支部
チラシPDFは こちら
地域運営をデジタル化し、地域の魅力を向上させよう
パソコンやスマートフォンを利用して地域運営をデジタル化し、地域運営者(地域コミュニティセンター、NPO、各種協会、基礎自治体など)や利用者(市民、観光客など)を含めた地域のステークホルダー全員の地域での体験を向上させながら、魅力ある地域を実現するための手法を学びます。
具体的な地域運営改善テーマとして
(1)地域の隠れた魅力を可視化する未指定文化財管理アプリ
(2)様々なヒト・モノ・コトの位置情報を地図上に可視化することによる地域運営効率化アプリ
(3)平時/災害時の共助促進のための地域資源共有アプリ
を制作し、地域住民に共有することでアプリの機能を検証し、地域の運営にとって本当に必要なアプリは何かを探究してもらいます。
あなたの地域課題解決アイデアを形にし、地域の改善に貢献してみませんか?
<スケジュール>
■2月19日(土)
〈第1回〉 パソコンやスマートフォンを使ったアプリ開発に必要な基本的なデータの作り方を学びます。終了後、地域でのアプリ実践を通じてデータを充実させるフィールドワークを行っていただきます。(2月20日(日)~3月11日(金))
■3月12日(土)
〈第2回〉 それぞれの研究成果を研究室全体で共有してもらいます。
時 間 13:30~16:30(3時間)※両日とも ※途中休憩あり
<講師/アシスタント>
香川大学創造工学部 創造工学科・講師 米谷雄介(専門:ナレッジマネジメントシステム開発)
香川大学創造工学部 上回生、大学院工学研究科 大学院生
<対象>
高校生以上 ※18才以下は保護者の同意が必要です。
<定員>
30名 ※先着順受付
<受講料>
無料
<対象ユーザ>
・一般市民:課題を持っているがデジタル活用手法がわからない地域コミュニティの運営者など
→地域づくり、まちづくりに役立つデジタル活用手法を学ぶことができます。
・行政職員:データ管理が得意だがそれをアプリ化する技術や適用可能な現場の課題がわからない方
→市民やデジタル人材と協力して地域課題解決のニーズや必要なオープンデータを学べます。
・デジタル人材:技術を持っているが適用可能な課題がわからなかったり、データに困っている方
→地域のステークホルダーや自治体職員と関係性を構築しながら、貢献できる課題やデータ利活用を学べます。
<参加条件>
・データやアプリを作って地域運営を効率化したい方、地域住民にとって魅力ある地域を作ることに興味、関心のある方で、全日程参加できる方
・普段からパソコン、スマートフォンを学習や業務等で利用している方(アプリ開発のスキルは不要です)
・Wi-Fi にてインターネットに接続可能なノートPC を持参できる方(※OS、Version は問いません)
・必須条件ではありませんが、地域貢献に関心があり、地域での活躍の場を探されているIT(情報技術)に詳しい方のご参加を歓迎
・成果物の取り扱いについてはオープンソースとし、無償で誰もが自由に改良・再配布をできるようにします。
<申込方法>
このページ下部の「受講申込」ボタンからお申し込みください。
<申し込み締め切り> 2月13日(日)
<開講スケジュール/カリキュラム>
# | 開講日 |
トピック |
活動内容 |
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1
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2月19日(土) |
パソコンやスマートフォンを使って地域運営をデジタル化しよう |
地域運営(まちづくり)に資する地域運営アプリを実際に作ります。 1. 文化継承/観光促進のための未指定文化財管理アプリ開発 2. 地域交通/観光促進のための位置情報アプリ開発開発 3. 平時/災害時の共助促進のための地域資源/リスク情報共有アプリ開発 |
2月20日(日)~3月11日(金) |
地域でのフィールドワーク |
プロトタイプを検証し、さらにデータを充実させるフィールドワークをおこなってもらいます。未指定文化財管理アプリ/位置情報アプリ/共助促進情報アプリを地域で共有しフィードバックを得ながら、データを充実させていきましょう。 フィールドワークにおいては、アプリ稼働に必要なサーバ機能、位置情報アプリ稼働に必要なモバイル通信端末を研究室にて貸与します。また、遠隔コミュニケーションツールを提供し、アプリ改善におけるトラブル解決や質問には、講師/アシスタントが対応します。 |
|
2 |
3月12日(土) |
研究成果発表会 |
・プロトタイプの検証結果を展示します。 ・香川県のオープンデータ活用方策について 意見交換します。 |
参加者の皆さんには検温、マスク着用、手指消毒のご協力をお願いいたします。