まちのデータ研究室2019
主催:情報通信交流館(e-とぴあ・かがわ)、国立大学法人香川大学 共催:かがわ情報化推進協議会
協力:スマートシティたかまつ推進協議会/日本電気株式会社 後援:高松市
チラシPDFは こちら
データを使って「住みよいかがわ」をつくろう!
対話を通じて「住みよいかがわ」の課題を洗い出し、アプリ開
発キットを用いて課題解決のアイデアを形にします。アプリの
画面イメージや動作イメージをつくること、可能であればそれ
を実装することを目的にします。
Webアプリ編の成果を元に、さらなる対話を重ねて「住みよい
かがわ」の課題を再設定します。センサを利用するからこそ
可能になる課題解決のアイデアを形にします。都市へのセンサ設置・運用の仕組みをつくること、また可能であればそれを実装することを目的にします。
※成果物は、高松市や香川県へ提案するほか、政策コンテスト等へ応募をします。(チャレンジオープンガバナンス2019他)
※成果物の取り扱いについて:オープンソースとし、無償で誰もが自由に改良・再配布をできるようにします。
<スケジュール>
各日13:30~16:30(3時間)※途中休憩あり
Webアプリ編
7月13日(土)、7月20日(土)、8月3日(土)、8月10日(土)
IoT編
9月14日(土)、9月21日(土)、9月28日(土)、10月5日(土)
<講師/アシスタント>
香川大学創造工学部 創造工学科・助教 米谷雄介(専門:ソーシャルシステムデザイン)
香川大学工学研究科 大学院生
<対象>
高校生以上 ※18才以下は保護者の同意が必要です。
<定員>
各編16名 ※Webアプリ編、IoT編の両方お申し込みされる方を優先します。
<受講料>
無料(ただし教材費として各編1,000円必要)
<参加条件>
・データやアプリ、IoTによる地域課題の発見、解決に興味、関心のある方で、全日程参加できる方
・基本的なWebページの骨組みをHTMLで書くことができる方(<html><head><body>などのタグを知っている)
・Wi-Fiにてインターネットに接続可能なノートPCを持参できる方(※OS、Versionは問いません)
・技術者だけでなく、クリエーターやいわゆる文系の方々の参加も歓迎します
<申込方法>
①当館のホームページ「体験講座・講座一覧」から 申し込みは>>>こちら<<<
②チラシPDFをダウンロードし、必要事項をご記入のうえ、FAX:087-822-0112 まで
③チラシPDFをダウンロードし、必要事項をご記入のうえ、下記まで郵送
〒760-0019 香川県高松市サンポート2番1号高松シンボルタワー タワー棟4階 情報通信交流館
※応募多数の場合は抽選となり、受講が確定した方には7月4日頃までに「講座参加証」をお送りいたします。抽選にもれた場合の通知はいたしませんのでご了承ください。
※ 申込み締め切り後も定員に満たない場合は、引き続きお申込みいただけます。お問い合わせください。
<申し込み締め切り> 6月30日(日)必着
<開講スケジュール/カリキュラム>
※講義はWEB教材により実施します。
※参加できなかった場合、WEB教材および講義ビデオによる補講が可能です。
コース | ♯ | 開講日 | トピック | 活動内容 |
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Webアプリ編 | Web1 | 7月13日(土) | オープンデータを使いこなそう | 高松市のオープンデータカタログを用いて、データ可視化技術の使い方を 学びます。また、地域住民もデータを登録できることを学び、官民のデータ を組み合わせたアプリ開発が可能であることを学びます。 |
Web2 | 7月20日(土) | 移動体データを使ってみよう | スマートフォンを利用して移動体(電車、タクシー、フェリー等)のデータを扱う技術を学びます。実践編としてバスロケーションシステムを作ります。 | |
Web3 | 8月3日(土) | データ利活用アプリをデザイン・開発しよう | Web1、Web2での学びを活かし、あなたが考える「住みよいかがわ」をつくるデータ利活用アプリを設計します。デザイン思考の方法論に則り、アプリを設計し、時間内に画面イメージや動作イメージを作ること、ならびにアプリを作ることを目指します。 | |
Web4 | 8月10日(土) | プレゼンテーション準備&成果発表会 | 作成した画面イメージや動作イメージおよびアプリをプレゼンテーションします。前半は、プレゼンテーション・リハーサルに時間を取ります。後半は、成果発表会です。香川県、高松市や関連企業の方々に参加してもらい意見交流を行います。 | |
IoT編 | IoT1 | 9月14日(土) | IoTを用いて センサデータを 収集しよう |
Raspberry Pi等の小型デバイスを利用して、温度・湿度・照度・人感等のセ ンサデータを収集します。収集したセンサデータをFIWAREに送信し、 オープンデータとして公開する技術を学びます。データを確認するため、 FIWAREに蓄積したセンサーデータをWebブラウザで可視化します。 |
IoT2 | 9月21日(土) | センサデータを使って アプリを作ってみよう |
センサデータを利活用したアプリを作ります。ケーススタディとしてバスの混雑度を可視化するバスロケーションシステムを作ります。物体検出機能を搭載した小型デバイスを用いて、カメラ画像から人数を検出し、FIWAREに人数データを蓄積します。蓄積された人数データをWebブラウザで可視化します。 | |
IoT3 | 9月28日(土) | データ利活用アプリを デザイン・開発しよう |
IoT1、IoT2での学びを活かし、あなたが考える「住みよいかがわ」をつくるデータ利活用アプリを設計します。デザイン思考の方法論に則り、アプリを設計し、時間内に画面イメージや動作イメージを作成すること、ならびにアプリを実装することを目指します。 | |
IoT4 | 10月5日(土) | プレゼンテーション準備 &成果発表会 |
作成した画面イメージや動作イメージおよびアプリをプレゼンテーショ ンします。前半は、プレゼンテーション・リハーサルに時間を取ります。後 半は、成果発表会です。香川県、高松市や関連企業の方々に参加してもらい 意見交流を行います。 |
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地域共創 チャレンジ編 |
COC1 | 10月下旬 ~11月下旬 (全4回) |
Web×IoT メイカーズチャレンジ2019 |
Web編、IoT編で学んだ知識を活かして、ハッカソンに取り組みます。ICT・IoTの活用スキルをさらに高めることができます。 |
COC2 | 12月7日(土) (予定) |
かがわまちづくり ICTアイデアソン 2019 |
ICTアイデアソンに参加し、新たな地域課題、課題解決のアイデアを発見する力を高めることができます。 | |
COC3 | 12月中旬 | チャレンジ!! オープンガバナンス2019 |
研究室で学んだことを組み合わせて、高松市の抱える地域課題を解決するアイデアをチームで考え、コンテストに応募することで、実践力を高めます。 |
FIWAREとは?
EUが開発した、社会・公共分野における横断的なデータ活用を実現する基盤ソフトウェア。データを利活用し都市が抱えるさまざまな課題を解決するようなスマートシティの実現のためのIoTプラットフォームとして世界各都市に導入され始めています。2018年に日本では高松市で初めて導入されました。